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「ホザナ・ハウス」の使命

NPO法人ホザナ・ハウスは、2010年に「神戸弟子教会」の有志が集い、少年院などからの退院者の自立支援のために設立されました。
退院者の多くは非行性の高い少年ですが、実はその養育環境は劣悪で、虐待等で後天的な障害を負わされた社会的弱者です。少年院で一定期間矯正教育を受けた少年の仲には、帰住地のない少年がいます。彼らは退院できても、何の公的支援制度もないために、自立はきわめて困難で、結果的に再度犯罪に巻き込まれるケースも多々あります。
また児童養護施設においても、18歳を過ぎると公的支援がなくなり、いきなり自立を迫られます。生活力のないこうした少年が1人で生きていくのは困難が伴います。ホザナ・ハウスの使命は、現在の公的支援制度の空白部分でさまよう少年達に寄り添い、社会的擁護を受けられない少年達に、居場所と食事を提供し、愛をもって少年達の傷を癒し、自立を促すことです。自立支援活動を通して、子どもの権利条約第20条の「家庭環境にとどまることができない子どもは、特別の保護と援助を受ける権利がある」という理念を実現すること、および、将来起こりうる犯罪と被害者を減少させ、社会的に排除された弱者である少年たちを包摂する共生社会をつくることが団体の使命です。 

子どもたちの未来のためにすべての子どもに幸せになる権利がある。」

「ホザナ・ハウス」には、児童相談所・家庭裁判所・保護観察所などから、非行、要養護の少年たちが来ます。彼らのうち多くが、虐待経験をもち、(女子にあっては性的虐待を経験しています。)全員「大人不信」で100%愛情不足でやってきます。
家庭の愛に恵まれなかった彼らには多くの関係機関が関わりを持ちますが、関係機関は、相談や支援をするだけでなく、場合によっては身柄の拘束といった実力行使をすることもあります。それは仕方のないことでしょうが、すべてを大人が決めて子どもの意見は何も聞かない、結果は同じであっても子どもだからという理由だけで、意見を聞かずに上から押し付ける行為は、子どもたちの居場所を奪う結果になります。彼らには 同じ目線の関係づくり。「見守ること」、「聞くこと」が必要です。「ホザナ・ハウス」では、子どもたちを縛るルールを作っていません。身の回りのことはスタッフが行い、特別な指導もしません。その代わりに、スキンシップの時間を多くとり、沢山の話を聞く。信頼関係の構築によって、子どもたちは心を開き、素直になって、自分の幸せのために歩みだすのです。

 

支えるための社会資源

ホザナ・ルーム

児童発達支援・放課後等デイサービス事業所「ホザナ・ルーム」は慢性的赤字の「ホザナ・ハウス」を支えようと開設されましたが、ハウスの子どもたちの就労の切掛けとなるなど、思いがけない効果もあり、ハウスに必要不可欠な事業所となっています。

また、発達障害をもつ児童や、その家庭を支えることもNPO法人の大切な働きと考えています。

ホザナ・ファクトリー

就労継続支援B型事業所「ホザナ・ファクトリー」の利用者は18歳以上の精神障害者・身体障害者・知的障害者で、一般就労の難しい利用者が、生活のリズムを整え、一定の職業訓練をしながら、社会に適応するようにと支える事業所です。

「ホザナ・ファクトリー」の利用者の中には、刑務所出所者もおり、「ホザナ・ハウス」で関わった、少年・少女が成長し利用者として継続的に支えているケースもあります。
障害者という枠には、機能不全家族に育った子どもたちも入ります。彼らは、世の中と価値観が違い、自尊心が低いために社会に適合できず、犯罪にはしることが多いようです。もちろん罪を犯さずに、ただ自分の置かれた環境と戦い、疲れ果てている者もいますが、どちらにしても、先天・後天を問わず生きづらさ(障害)を抱えています。「ホザナ・ファクトリー」を利用される方の中に、過保護・過干渉に当てはまるケースも見受けられます。

さらに多くの関係機関と関連をもって、機能不全家族の子どもたち支えていきたいと願っています。

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