私たちは『買われた』展

 2018年9月20日(木)~21日(金)に、三宮コンベンションセンターを会場として一般社団法人Colaboの「私たちは『買われた』展」を開催しました。

 平日の2日間、両日ともに雨天での開催にもかかわらず、100名を超える方々がお越くださいました。

 来場者にアンケートをお願いしましたが、ほとんどの方が真剣に記入して下さり、中にはパネル展に1時間、アンケートに30分と時間を掛けてくださる方もおられました。

 

 そのアンケートの結果は以下の通りです。

♦来場前、「売春する中高生」について、どんなイメージを持っていましたしたか?

 一番多い回答は「家庭崩壊や貧しさ」でしたが、予備知識のあるかたの回答と思われます。次に多かったのは、「遊ぶ金欲しさ」「自己責任」といった回答でした。

 少女たちの内情を知らないひとたちは皆このように思っているでしょう。

 

♦この企画を通して、「売春する中高生」に関する印象や考え方の変化はありましたか?

 「家庭放火や貧しさ」と答えた予備知識のある人たちは「思った以上にひどい状況の子供たちがいることに驚愕した。」「子供にはどうすることも出来ない環境にいると知った。」と記し、「遊ぶ金欲しさ」「自己責任」と答えた人たちは「家庭背景が複雑で孤独な状況などがあると分かった。前の質問で『遊ぶ金欲しさ』と書いたが、あまりにも表面的な答えであったと分かりました。」、「自己責任どころではなく、大人や社会が責任を取らないといけないと分かった。」と答えています。

 

♦展示をご覧になっての気づきや感想をご自由にお書きください。

 「まだ幼い少女が、凄まじい体験をしてきたのだなと驚きです。」、「親からの暴力、愛情不足が原因で売春をしているなんて想像したこともありませんでした。」、「手記を読んで胸が痛くなりました。」、「知らなかった。」「やりきれない思いです。」、等々です。

 

♦「売春せざるをえなかった」という中高生を減らすために、自分にどんなことができると思いますか。

 「驚きのみで具体策は浮かばれないが、何かをしたと思います。」、「まずは知り、周囲に知らせる。」、「こんな子がいる。こんな働きがあることを知らせる。」、「社会制度の充実を国に求める。」、「居場所づくりの手伝い。」等々でした。

 今回のパネル展の一義的目的は、少女たちが加害者ではなく、被害者である実態を知らせたいことでしたが、達成できたと思います。